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キーボードのキースイッチをGazzew Boba U4に交換した話
2021/12/22,
こんにちは、おーびるです。今回はキーボードのお話しです。
私はErgodox Ezというキーボードを所有しており、普段はそのキーボードを利用しています。Ergodox Ezはメカニカルスイッチを採用しており、購入時に自分好みのスイッチを選択することができます。またErgodox Ezのそれぞれのキースイッチははんだ付けされておらず、専用器具によって簡単に引き抜くことができています。 よってキーボードの打鍵感を変えたい時や、キースイッチが壊れてしまったときは、キーボード専門のショップからキースイッチを購入して自前で交換することができます。
私のErgodox Ezは最初はCherryの静音赤軸(ピンク軸)を搭載していましたが、もう少し押下圧が大きいほうがよいという考えのもと、Gateron Silent Black Inkという押下圧60gの静音リニアキースイッチに換装していました。
2020年の最初に換装していたんですが、二年も経たずに複数のキースイッチに不具合が発生するようになりました。一回押し下げただけで文字が複数回入力されてしまうチャタリングが発生するようになったのです。
そのため修理のために新しいキースイッチに交換しました。
今回はキーボード専門店のTalpkeyboardよりGazzew Boba U4サイレントタクタイルキースイッチを購入してみました。
https://www.talpkeyboard.net/items/5f9d5c6cb00aa351d3249696
5個で550円。一個110円でキースイッチとしては高級な部類です。
触ってみた感想を書いていこうと思います。この記事もBoba U4にキースイッチを換装したErgodoxで書いています。
Boba U4はタクタイルキースイッチということで、スイッチを押し下げる時、キーが入力されたと認識されるアクチュエーションポイントに一番抵抗があり、それをこえるとストンとキーが押せます。
私はCherryの茶軸のキーボードも所有しているのですが、Cherryの茶軸よりも明確にカチッと言うような感触があります。どちらかというと、青軸に近いような気がしました。
明確な抵抗のおかげで底打ちするまえに力を抜きやすいです。
またBoba U4は静音仕様となっています。底打ちした時の音を軽減するためにシリコンのダンパーがスイッチに仕込まれています。そのため底打ちしてしまってもカタカタと音がなりにくくなっています。
https://switchandclick.com/gazzews-boba-u4-silent-tactile-switch-review-silent-uprising/
Boba U4は底打ちもしにくく、たとえ底打ちしてしまってもクッションによって底打ち音が低減されるので大変静かです。
静音性に関してはとても満足できるものです。
ただ押下圧が62gで結構抵抗があります。高速打鍵には向いていないように感じます。
キースイッチに慣れていないだけかもしれませんが、結構打鍵速度が遅くなってしまいました。
これまではGateronのSilent Black Inkというキーボードを利用していました。これも押下圧は60gと結構重たいのですが、キーから指を離すときにキーのバネが下から指を押し上げてくれるので、引き戻しが早く行えました。
しかしBoba U4は押下のときは抵抗が大きいのですが、戻ってくる時は下から跳ね上げてくれるという感触はそれほどありません。
押し下げのときにも結構抵抗があるのに、引き戻しにバネの補助がそれほど得られないと高速打鍵には向かないキースイッチです。
もしかしたら長時間キースイッチをたたいていると疲れてしまうかもしれません。
ただしっかりとスイッチを押しているという感触があるため、打鍵はめちゃくちゃ楽しいです。青軸のカチカチ感が好きな人は結構ハマると思います。
自分的にはBoba 4Uは結構タクタイル感があるなぁという印象ですが、
Boba 4Uは静かでありながら、しっかりとボタンを押している感触があり楽しいので、とても自分的には満足できるキースイッチです。
以上Boba 4Uのファースト・インプレッションでした。